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当初は壊れている変速機とサビてるチェーン周りを少し弄るだけ、のつもりだったんですが、自転車弄りの面白みにどんどんハマってしまい、今は色んな理由を付けては価格に見合わない(笑)改造を施しています。
そんなFD2000Sのブレーキ周りの紹介です。
最初はサビて茶色くなってしまったフロントブレーキを全交換しました。軽快車ですので普通のキャリパーブレーキを使いますから、先ずはホームセンターで700円で調達してきました。本当は黒い本体だとカッコイイのですが、銀色しか見当たりませんでした。しかしその後、ヨドバシカメラの自転車コーナーに黒いキャリパーブレーキがあるのを見つけてしまいました。1000円くらいでしたか。ブレーキアウターはグランジのイエローを、ブレーキワイヤーもシマノ製新品に換えて装着しましたが、ブレーキの効きはイマイチです。動作自体は問題無いしブレーキシューも新品なので不思議に思って調べてみると、どうやらリムの汚れが原因らしいという事に行き着きました。リムを取り合えず拭いてみましたが効果は余りありません。根本的な改善は無理なのでしょうか・・・・
しかしその後、色々と調べているとデュアルピボットキャリパーブレーキなるものがある事が分かりました。当初装着したキャリパーブレーキに対してデュアルピボット式は「てこ比」が異なり、同じ握力でも強力な制動力を得る事が出来るそうです。テクトロやダイアコンペからシティ車用が出ていますが、装着にあたっては注意点があるそうです。なんでもアームのリーチというのがあって、要は取り付け起点からシューまでの距離の事だそうで、これが短いと嵌らないという事態に陥ります。一応、シティ車用としてはリーチは61~78mm前後らしいのですが、タイヤ径やその他の要因で78mmでも入らない可能性はありますね。ざっと調べた限りではテクトロの800AかダイアコンペのDL800というのがシティ車や軽快車に適合するようです。因みにテクトロのHPを見ると、更にリーチの長い900Aというものも存在するようですが、日本にはどうやら入ってきていない様子です。
という事で最終的にフロントブレーキにはTEKTROの800Aを採用しました。あさひのHPの商品写真では綺麗にポリッシュされていて正面にTEKTROのロゴがあるのですが、到着した現物は表面も普通の安い仕上げですし第一ロゴがありません・・・・・。これは流石にガッカリ。まあ性能には変わりないんですけども。装着は基本的には問題なくOKでした。ただし左側のシュー位置がリーチぎりぎりでしたので、取り付け部を少しヤスリで削って修正しています。
最後に肝心の制動性能ですが、確かに最初のキャリパーブレーキに比較すると随分と向上しています。でも、Vブレーキと比較出来るほどには効きは向上してないなぁ~というのが正直なところです。