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ドッペルギャンガーFDM26の標準のホイールはオールブラックで中々精悍です。しかしナット留めのホイールにどうしても納得行かず、ホイール交換に手を出してしまいました。
選んだホイールはMTB用の完組みホイールではコストパフォーマンス抜群のシマノWH-M505です。このホイール、Vブレーキで使えるのはもちろん、ディスクにも対応しているので将来万が一ディスクブレーキを試したくなった場合にも発展性が残されています。性能云々は正直分かりません。見栄えが良ければ良いんです(笑)。フロントは問題なくクイックが使えます。特に加工なども必要としませんでした。一方リヤですが特に加工が必要な訳ではありませんが、本来はナット留めのフレームですから固定の際は十二分に確認しておく事が重要です。という事で本来的でないクイック式のホイール使用は、自己責任で使う必要がありますね。
タイヤはオリジナルはケンダのOEM製?らしきタイヤでした。パターンはケンダのHPにも載っていないタイプでしたから、もしかすると古いタイプだったりのかOEM専用品だったのかも知れません。オリジナルのタイヤは、サイドウォールにオレンジラインが入っているのが特徴で、ロードでもソコソコ軽いタイヤでした。
しかし街中しか走らないのにブロックパターンのタイヤはやはり不満が残ります。でもロード用のタイヤでは外観的に不満ですので、中間を狙ってMAXXISのホーリーローラーに交換しました。元のタイヤサイズが26×1.95だったのでフレームとの干渉が心配でしたが、26×2.4のホーリーローラーでも全く問題ありません。強いて言えばブレーキアームを片側外さないとタイヤの着脱が出来ない事くらいでしょうか。しかしこのホーリーローラー、ワイヤービードのタイヤに比べると非常に嵌め辛いタイヤでした。タイヤが硬い訳ではなくて、余りにもペナペナしているので、嵌めても嵌めても直ぐに外れてくれるんですよね。ケブラービードのタイヤ、装着に際してコツでもあるんでしょうか??
肝心の走行性能ですが、純正のブロックタイヤからさほど漕ぎが軽くなった訳ではありませんが、2.4の太いタイヤで外観的には大満足です。
リヤブレーキですが、純正のバンドブレーキの効きそのものは問題無かったのですが、キーキー鳴きだしており交換を余儀なくされていました。最初はサーボブレーキへ交換しようと思っていたのですが外観的に面白みがありません。そこでダイアコンペのMLB-50メタルリンクブレーキを採用です。外観はディスクブレーキ風の放熱板が付いており、シマノのローラーブレーキと同じような感じなのですが、バンドブレーキとハブ周りが同じなので、専用ハブも必要なく無駄な出費を抑える事が出来るわけです。因みにシマノのローラーブレーキは専用のハブ周りも必要だとの事ですので、交換するとなると結構なコストが掛かってしまいます。このダイヤコンペ製のメタルリンクブレーキ、ネット上でわずかですが何例が装着例があり、交換前に何とか雰囲気を掴め非常に参考になりました。また取り扱いショップも非常に少ないようで、ざっと検索した限りでは1店舗しか引っかかりませんでした。因みにメタルリンクブレーキの外観はこんなのです。完成車についているのを見たこと無いのですけど、採用例はあるんでしょうかねぇ?
装着にあたってはバンドブレーキ用のドラム取り外しが最大の難関でした。ネットで検索するとドラムの取り外しには皆さん苦労されているようで、専用工具が無い場合はタガネなどを使って外すワザがあります。しかし固着していたのかタガネ攻撃が全くダメで、最終的にはバイスプライヤーでドラムの内側を挟んでおいて、それごとハンマーで叩いて取り外しました。ドラムさえ取れれば後は簡単です。
で最終的に装着完了したところです。放熱版がディスクブレーキ風で良いですね。肝心の制動能力ですが、純正のバンドブレーキと殆ど変化はありません。しかしバンドブレーキと違いキーキー鳴き辛い構造だそうです。
当初は壊れている変速機とサビてるチェーン周りを少し弄るだけ、のつもりだったんですが、自転車弄りの面白みにどんどんハマってしまい、今は色んな理由を付けては価格に見合わない(笑)改造を施しています。
そんなFD2000Sのブレーキ周りの紹介です。
最初はサビて茶色くなってしまったフロントブレーキを全交換しました。軽快車ですので普通のキャリパーブレーキを使いますから、先ずはホームセンターで700円で調達してきました。本当は黒い本体だとカッコイイのですが、銀色しか見当たりませんでした。しかしその後、ヨドバシカメラの自転車コーナーに黒いキャリパーブレーキがあるのを見つけてしまいました。1000円くらいでしたか。ブレーキアウターはグランジのイエローを、ブレーキワイヤーもシマノ製新品に換えて装着しましたが、ブレーキの効きはイマイチです。動作自体は問題無いしブレーキシューも新品なので不思議に思って調べてみると、どうやらリムの汚れが原因らしいという事に行き着きました。リムを取り合えず拭いてみましたが効果は余りありません。根本的な改善は無理なのでしょうか・・・・
しかしその後、色々と調べているとデュアルピボットキャリパーブレーキなるものがある事が分かりました。当初装着したキャリパーブレーキに対してデュアルピボット式は「てこ比」が異なり、同じ握力でも強力な制動力を得る事が出来るそうです。テクトロやダイアコンペからシティ車用が出ていますが、装着にあたっては注意点があるそうです。なんでもアームのリーチというのがあって、要は取り付け起点からシューまでの距離の事だそうで、これが短いと嵌らないという事態に陥ります。一応、シティ車用としてはリーチは61~78mm前後らしいのですが、タイヤ径やその他の要因で78mmでも入らない可能性はありますね。ざっと調べた限りではテクトロの800AかダイアコンペのDL800というのがシティ車や軽快車に適合するようです。因みにテクトロのHPを見ると、更にリーチの長い900Aというものも存在するようですが、日本にはどうやら入ってきていない様子です。
という事で最終的にフロントブレーキにはTEKTROの800Aを採用しました。あさひのHPの商品写真では綺麗にポリッシュされていて正面にTEKTROのロゴがあるのですが、到着した現物は表面も普通の安い仕上げですし第一ロゴがありません・・・・・。これは流石にガッカリ。まあ性能には変わりないんですけども。装着は基本的には問題なくOKでした。ただし左側のシュー位置がリーチぎりぎりでしたので、取り付け部を少しヤスリで削って修正しています。
最後に肝心の制動性能ですが、確かに最初のキャリパーブレーキに比較すると随分と向上しています。でも、Vブレーキと比較出来るほどには効きは向上してないなぁ~というのが正直なところです。
FDM26は純正では実に寂しいグリップ周りですが、快適性アップを目指してパーツを交換しています。
まずはグリップです。純正グリップは薄いタイプでお世辞にも握りやすいとは言えませんでしたので、最初はグリップをHERRMANSのZEGRO DD04に変更しました。その後の8速化に伴って何度か着脱を繰り返していたのですが、結構大変なんですね、そこでグリップ交換を簡単にする為にロックオンタイプのHERRMANS D17 LOCK-LAIF ロックオングリップに変更です。グリップは基本的に薄いのですが握り心地は中々です。更にロックオンタイプは交換が容易なので実に良いですね。今まではグリグリねじ込んでいたんですけど、作業の効率が非常によくなりました。
次にブレーキレバーです。純正のブレーキレバーは樹脂製で非常に頼りなく、更にブレーキングした際にたわむような感じがありました。これを改善したかったので、CANECREEKのダイレクトカーブブレーキへ交換しました。外観的にも良いですし何よりブレーキのフィーリングがカッチリとしたものになりましたね。
そしてバーエンドです。ポジションの自由度を上げるのにバーエンドは必須だと思います。選んだのはTIOGAのパワースタッド5です。定番?なんだと思いますけど、長さも丁度良くピッタイリです。
最後がシフターです。純正は6速のレボシフターでしたが、8速化した際にSL-RS43の8速対応レボシフターにしていました。グリップシフトは結構好きだったのですけど、やはり不満があったのでSRAMのアタックトリガーシフターに交換しました。シマノのラピッドファイヤーとかなり迷いましたが、ラピッドファイヤーはFD2000Sの方に採用する事にします。SRAMのトリガーシフターはシマノのラピッドファイヤーと違って親指でシフトアップとシフトダウンを行います。人差し指でシフトアップも出来るようですが手が攣りそうになるので、やはり親指でのシフトアップもコントロールする方が快適です。
ドッペギャンガーのFDM26は、ステムはネジ切りコラムです。最近は低価格のルック車でもアヘッドみたいなんでかなり寂しい部分と言えます。とくに純正のハンドルステムはかなり細く見た目が悪いので、外観重視でなんちゃってアヘッド化を図ってみました。
これは最初の頃のなんちゃってアヘッドです。SATRIのステムハイライザーにMC-Jのアジャスタブルスペーサーを噛ましていたものです。ポジションは超ラクで良かったのですが、ステム部分が長すぎて外観的に難アリでした。
そこで次にSATORIのステムハイライザーを外して高さを低くしてみました。アヘッド化にあたっては、ITMのスレッドレスコンバーターを差し込んで、そこにMC-Jのアジャスタブルスペーサーを噛ませて、BBBのアジャスタブルステムを組み合わせています。尚、なんちゃって化で一番見っとも無いロックナット部分には、グランジのシートポストクランプを装着しています。34.9mmサイズが実にピッタリで、綺麗にカバーしてくれています。これは我ながら良いアイデアだったと思います。これでパッと見にはなんちゃってアヘッドには見えない??